有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)

MNN】アレクサンドロス大王の家庭教師であり、プラトンの弟子であった古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、人間の感覚を五つに分類した。以後人類は五感という考えに縛られているが、人間には実際に五感以上の感覚が備わっている。このことを分かりやすく説明するために、先ずは動物が持つとされる様々な感覚から説明しよう。有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)のクシクラゲは「statocysts(平衡胞)」で バランス 感覚を働かせ獲物を引き寄せるために繊毛の動作を調整する。毒蛇は赤外線を使った 熱 センサーで暗闇でも獲物の動作を察知する。鳩は「magnetoreception(磁気受容)」を使って飛ぶ 方角 を認識する。イルカは 音波 の反響を使って周辺の動きを感知する。サメは、「Electroreception(電気受容感覚)」で獲物の存在を感知する。鮭は地球の 磁場 を感知し生まれ育った川に帰る。コウモリは 超音波 で障害物を感知する。ドジョウは 気圧 の変化から天候を知る。カモノハシはサメと同じように 電界 の変化を感知し獲物を捕獲する。海ガメも鮭と同じように地球の磁場を感知するが波が強いと思うようにセンサーが働かないという難点がある。クモは 機械受容器 を使って外骨格の歪みを感じ獲物の種類や大きさを予測する。どうだろう?まだまだ科学では解明されていない感覚が存在すると思われる。そして、人間には少なくとも、バランス感覚、方向感覚、重力感、張力覚、圧覚、振動覚、熱感覚など、五感以上の感覚が備わっている。


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