断食・絶食 の 神秘

野生の動物は、体調を崩すと断食をして治します。動物は、不健康な状態や悪くなった体調を治す為に断食をします。本能的 に 断食 が健康回復に効果がある事を彼らは知っているのです。断食をしながら、特殊な草を食べて体調を整えます。 私たちの身近なところでは、犬や猫を見ていても分かります。体調を崩すと、普段は夢中になって食べていた大好物に見向きもしないで断食を始めます。周りにある草などを噛んで食べ、じっとしています。人類の歴史では、紀元前古代ギリシャの医者で 西洋医学の父 と呼ばれる ヒポクラテス は断食による自然治癒力の信者でした。ルネサンス初期のスイスの医師 パラケルスス は 500年も前に 断食は最高の治療であり、内なる医者である という書物を残しています。世界最古の医学である アーユルヴェーダ では断食を主とする治療を推奨しています。そして、宗教的な断食も紀元前から人間の習慣として存在しています。新約聖書、旧約聖書、マハーバーラタ、ウパニシャッド、クルアーンでも断食について言及されています。イスラム教のラマダーンは有名です。また、ユダヤ教・キリスト教にも定期的な断食があります。朝食のことを英語で breakfast と言いますが、これは 断食を止める というキリスト教の言葉に由来しています。仏教では、煩悩を克服・滅却するために断食を行うことがあります。キリスト、モハメッド、ブッダも断食をしていました。そして、時代は昭和、日本の医療現場に断食の効果が知られたのは、カネミ油症事件 で体内に蓄積したダイオキシンが断食によって排泄され症状が改善してからでした。最近の調査では、現代医学では解明できないほどあらゆる症例への効果が報告されています。つまり、これらの断食に関する情報が示すもの、それは、病気の始まりは胃腸にあるという事実ではないでしょうか?「胃腸が丈夫であれば病気知らず」という答えが導かれます。胃腸は単なる食べ物の消化器官ではないようです。写真は、70年間以上一度も飲食していないと思われているインド人のプララド・ジャニさんです。意識は力ですから、そういうことも可能でしょうが、一生を童貞のまま終わるのと同じで、食べる楽しみを味わうことなくこの世を去るのは寂しいことです。ただ人には人の価値観があるので、他人がどうこう言う問題ではないでしょう。
