水の不思議:熱湯と常温、どちらが早く氷になる?

熱湯を入れた製氷皿と常温の水を入れた製氷皿を冷凍室に入れると、熱湯 の方が 速く 氷になる場合があります。今の科学の常識を超える現象です。この現象は約50年前タンザニアの中学生 ムペンバ君により発見されたことにより、ムペンバ効果 と呼ばれます。定期的にムペンバ効果に関する論文が発表されますが、いまだに本当の理由は分かっていません。つまり、条件によってそうなったり、そうならなかったりします。米国で行われた最新の実験では、100° の水道水 と 25°以下の 蒸留水 では 27回中27回、高温 の水道水が 先 に凍ったそうです。現代科学で、水は未だに解明されない謎の物質です。数年前、米国サンディア国立研究所で熱湯より 熱い氷 を偶然作ることに成功しました。これまで、極度のマイナス温度で氷が液体化する現象は知られていましたが、超高温時に水が氷になることが確認されたのは初めてです。さらに、「何故氷が溶けるのか」という非常に単純な問題でさえ、長い間解けない 謎 でした。水には、まだまだ人類が知らない不思議な特性がたくさん秘められています。ちなみに、確実に早く氷をつくりたい時はアルミ製の容器に水を入れてください。通常、2時間半必要なところが早ければ30分で氷になります。透明感のある氷をつくるには、一度沸騰させて冷ました水を、容器の下に発泡スチロールの板などを敷いて、時間をかけて凍らせます。水は生きています。水は流れていてこそ 生命力 があります。止まっている水より、流れている水 を飲みたいものです。
